よしたに眼科

よしたに眼科 広島市 南区 宇品 日帰り白内障手術 緑内障 コンタクトレンズ

〒734-0004
広島市南区宇品神田1丁目2番16号 ペガサスメディカル宇品4F
TEL 082-250-5555
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診療案内

眼科一般外来

先進医療多焦点眼内レンズ
白内障
緑内障
糖尿病網膜症
・網膜静脈閉塞症
・加齢黄斑変性
・糖尿病網膜症
・網膜剥離
・飛蚊症
・ドライアイ
・アレルギー
・コンタクト処方
・翼状片
・眼精疲労
・眼瞼下垂
など
眼科一般外来では上記の、眼科疾患の診療を行います。

 

先進医療多焦点眼内レンズ

平成30年10月より、当院は厚生労働省が定める先進医療「多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術」の実施施設として認定されました。多焦点眼内レンズを用いた白内障手術において、手術前後の診察および検査、薬剤料が保険適用となります。先進医療に係る費用については、民間の医療保険で先進医療特約を付帯していれば全額給付される場合があります。ご加入の保険会社にあらかじめお問い合わせ下さい。また先進医療費は高額療養費の支給対象にはなりませんので、ご注意ください。

多焦点眼内レンズについてご不明な点がございましたら、ご遠慮なく院長・スタッフにお尋ね下さい。

多焦点眼内レンズとは

通常の単焦点眼内レンズでは老眼の発生が避けられませんが、多焦点眼内レンズは遠方と近方の双方にピントを合わせることが出来るため、老眼を克服し快適な視界を得ることが出来ます。利便性に大変優れたレンズですが、全ての距離をカバーする万能レンズというわけではありません。また光のにじみや散乱(グレアハロー)があり、角膜乱視の影響を受けやすいといった特徴があるため、全ての方の眼の条件に合致するものではありません。適応に関しては事前に十分な検査とご説明を行い、患者様の理解が得られた上で慎重に施行していきます。


単焦点レンズで遠方にピントがあった状態


単焦点レンズで近方にピントがあった状態


多焦点レンズで遠近両方にピントがあった状態

Symfony(AMO社):先進医療適応

AMO社製(アメリカ)で、Tecnis Multifocalの新しいシリーズとして登場しました。2焦点や3焦点レンズではなく、広い焦点深度(Extended depth of focus:EDOF)を持つ新世代のレンズです。エシェレット回折により、遠くから中間まで落ち込みがなく自然な見え方のレンズです。Tecnis Multifocalに比べて高いコントラスト感度を維持し、ハロー・グレアなどの夜間光視症が軽減されていますが、手元は若干見えにくいため、読書時は眼鏡が必要な場合があります。また乱視矯正用レンズもあります。

 

白内障とは

過熟白内障 手術後

白内障とは眼の中の水晶体が濁った状態を言います。水晶体は瞳の奥にあるレンズです。カメラのレンズと同じように瞳に入ってきた光を通し、目の奥の網膜(フィルム)にピントを合わせる働きを持っています。何らかの原因で水晶体が濁ると目の奥の網膜まで上手く光が届かなくなります。カメラのレンズが汚れていると綺麗な写真が撮れないのと同じように見えにくくなるわけです。白内障はさまざまな原因で起こりますが、最も多いのは加齢による白内障です。個人差がありますが、多くの方は加齢とともに水晶体が濁ってきます。その他の原因として糖尿病、アトピー性皮膚炎、外傷、ぶどう膜炎、ある種の薬剤などが挙げられます。

治療

白内障が初期の場合で日常生活に支障がなければ、目薬の治療で経過を見ます。目薬はある程度進行を遅らせる効果がありますが、白内障を治す治療ではありません。白内障の進行によって視力が低下し、日常生活に不便をきたすようになると手術により白内障を取り除きます。視力が下がっても、生活に不自由のない方には無理に手術はお勧めしません。しかし白内障が過度に進行すると、その合併症などによって支えが弱くなったり、眼圧があがったりしますので早急での手術が必要になる場合もありますので適切な時期の手術をお勧めさせて頂きます。

手術治療

白内障手術は濁った水晶体の中身を取り除き、その部分に水晶体の代わりとなる眼内レンズを挿入します。白内障の進行具合や白内障以外の眼の状態などにもよりますが、ほぼ殆ど3mm程度の小さな切り口で手術が出来るようになりました。このような手術手技や、機械の進歩によって以前に比べるとより安全に、より正確にできるようになった結果、眼の状態や全身状態に問題がなければ、通院による白内障手術が普及しています。日帰り白内障手術は生活環境、食生活などの変化がなく翌日から日常に近い生活を送れるなどのメリットがあります。

実際の手術では

殆どが超音波水晶体乳化吸引+眼内レンズ挿入術という術式です。

まず角膜、強膜を切開し水晶体前面を切開します

超音波で水晶体を破砕しながら吸引します。

元々あった場所に眼内レンズを挿入します。傷口は通常は縫合不要です。

眼内レンズは、取り除いた水晶体の代わりに、ピントを合わせるための働きをします。
水晶体がもとあった位置に挿入するため、異物感はなく、取り外しをする必要もありません。
一度挿入すれば、半永久的に使用できます。ただ通常の眼内レンズ単独では遠いところも近いところもピントを自由にあわせることはできませんので、多くの方は術後の屈折状態に合わせて眼鏡の作成が必要になります。
多焦点眼内レンズを御希望な場合、御相談下さい。

術後の合併症の可能性について

術後屈折のずれ

手術の時に挿入する眼内レンズの度数は患者のライフスタイルのより、事前に狙い度数を相談した上で、術前検査の予測値により決定しています。
まれに、術前の予測値と狙いの屈折がずれる場合があります。ずれ幅が小さく、患者様の日常生活に支障がなければ、大きな問題となりませんが、大幅に度数がずれて日常生活に支障が出る場合は、挿入した眼内レンズを摘出して、新たな度数の眼内レンズを挿入する場合があります。

後発白内障

眼内レンズを支える袋(嚢)は透明ですが、手術後に濁ってきて、再度見にくくなることをいいます。 その場合、外来でレーザーでの濁った嚢に切れ目(切開)を加えることで、再度見えるようになります。濁りの破片により蚊が飛んだような飛蚊症がでる場合ありますが、時間とともに減ってくることが多いです。

眼内レンズ挿入不可

手術中、水晶体の組織が弱い場合、眼内レンズを固定する袋が弱い場合、白内障が極めて重症な場合に眼内レンズを挿入できない時があります。
この場合には後日、眼内レンズを縫いつける方法で入れます。

術後感染

手術の傷口から細菌が入り、炎症を起こす場合があります。感染起こした場合、軽度の場合は点眼、内服、点滴で回復しますが、重症の場合は手術が必要になります。重症の場合は、最悪失明する場合があります。私自身は1万例以上の白内障手術の経験がありますが再手術が必要になった症例は経験しておりません。感染には特に大変気をつけて手術を行っております。感染を起こしますと、急激に視力が下がったり、充血、眼痛といった症状がでます。 上記の症状が出た場合は、すぐにご連絡をください。

後嚢破損

眼内レンズを支える袋(嚢)が何らかの原因で手術中に破けることがあります。
破嚢が起こると、手術に少し時間がかかります。 また、破嚢の程度が大きい場合には、眼内レンズを挿入できないこともあります。この場合には後日、眼内レンズを縫いつける方法で入れます。

 

緑内障とは

いろいろなタイプがありますが、 急に発症する急性緑内障と、ゆっくり進行する慢性緑内障に区別するとわかりやすいでしょう。どちらのタイプも視神経が障害されるために視機能が低下します。(主に視野が狭くなる)病気です。眼圧が高い事が原因と分かっています。
急性緑内障は眼痛、頭痛を伴いやすく発症すればほとんどの患者さんは病気に気づくことが多いのですが、慢性緑内障ではほとんどが無症状でご本人が気づかないうちに発症し進行します。視野が狭くなったとご自分で気づいたときにはすでにかなり進行している場合が多く、病気の発見が遅れがちになります。したがって早期発見・早期治療が大切な病気です。

緑内障の進行

初期視野変化 緑内障中期
 
緑内障末期  

このように視野狭窄が徐々に進行します。

緑内障の検査

  • 眼圧検査
    基本的な検査。正常値は10~20mmHgで、目に直接測定器をあてて測定する方法と目に空気を当てて測定する方法があります。眼圧が正常であっても緑内障でないとは限りません。近年では、眼圧が正常範囲でも視神経が障害される正常眼圧緑内障が非常に多いことがわかっています。
  • 眼底検査
    主に視神経の状態を観察します。緑内障では視神経乳頭のへこみが正常のものと比べて変形し大きくなります。
  • 視野検査
    見える範囲を測定し、視野欠損の有無やパターン、大きさから緑内障の進行の具合を調べます。緑内障による視神経の障害の度合いを調べる上で非常に大切な検査です。
  • OCT検査
    視神経周囲の網膜内層の委縮具合をみる検査で、最近では一般的な検査です。

緑内障の治療

原則は眼圧を下げて緑内障の進行を防ぐことにあります。残念ながらいったん狭くなった視野欠損は元に戻せません。眼圧を下げることを主目的として以下の治療を行います。

1.薬物治療
治療の基本です。目薬は毎日ほぼ同じ時間に決まった回数をさします。ほとんどの方が点眼のみの治療でコントロール可能です。目薬で効果が不十分な場合は飲み薬も併用する場合があります。近年は新しい緑内障治療薬も多く開発され、薬物治療での治療成績は向上しています。薬の副作用も見ながら併用して頂く事が多いようです。

2.レーザー治療
薬物治療で不十分な場合、レーザーで虹彩にバイパスの穴を開けたり、線維柱帯にレーザーを照射し、房水の流出を促進します。

3.手術治療
薬物治療で治療が困難な場合に行います。主に線維柱帯切開術と線維柱帯切除術の2種類があります。切開術は白内障と同時手術を行う事も多く、術後合併症が出血以外は比較的少ない術式です。それに比べて切除術はより厳格に眼圧下降効果を目指して行われる術式でその場合は入院管理が望ましい場合が多く、入院管理が必要な場合には入院手術可能な施設へ紹介しています。

検診の重要性について

わが国では全国規模の緑内障疫学調査が行われています。その結果、40歳以上の人口のうち20人に1人が緑内障であることがわかりました。全国では約200万人と推定されています。
ところが、その内の80%の人達が自身では緑内障に気づいていない潜在患者であることもわかりました。緑内障は、日本を含め諸外国においても、失明原因の上位に位置します。悪化する前にできるだけ早期に発見し、治療を開始することが大切です。自分自身で目を守るという自覚を持ち、発見の機会となる健康診断などを積極的に利用しましょう。
ただ、眼底写真での緑内障診断は困難なことも多く、早期発見のためには眼科医による直接の 診察が必要です。すくなくとも<年一回、健康診断のつもりで眼科診察を受けられる事をおすすめします。

 

糖尿病と目について

最近生活習慣の変化により糖尿病患者が増加傾向にあります。糖尿病の初期は自覚症状が乏しいため軽視されがちですが、その合併症である腎臓(透析)・神経(壊疽)・眼(失明)に障害をきたせば非常に怖い病気です。目の奥にあるフィルムの膜(網膜)が糖尿病によって障害される「糖尿病網膜症」は成人の失明原因の第一位となっています(1991年)。

糖尿病網膜症とは

眼の外から入ってきた光は、眼底と呼ばれるところの「網膜(もうまく)」(カメラで例えるとフィルムに相当し光を感じる膜)に達します。この膜は多くの細かい血管で栄養されていますが、糖尿病が原因で血管に障害が加わり、血液の流れが悪くなります。そのため、網膜に酸素不足や栄養不足がおこり、網膜に出血などがおこります。しかしこの段階では視力障害の自覚症状は通常ありません。さらに進行すると、血の流れが悪いのを補おうとして、悪い血管(新生血管)が生えてきます。この新生血管は大変もろい血管で、破れて大きな出血をおこしたり、新生血管のまわりに増殖膜を形成し網膜剥離をひきおこすと、失明に至ります。一般的に糖尿病になってから数年以上経って糖尿病網膜症を発症するといわれていますが、糖尿病自体が自覚症状に乏しい病気であり、糖尿病とわかったらその何年も前から糖尿病である可能性がありますので診断されたらすぐに目の異常がないか調べる必要があります。網膜症を早期に発見し適切な治療をすれば、病気の進行をおさえられる確率が高くなります。

糖尿病網膜症の進行と治療

単純型網膜症

単純型網膜症は血管の小さな傷みが起こっている状態で比較的軽症な段階です。
患者さんの自覚症状(視力低下)は通常ありません。
この時期での眼科的な治療は特にありませんが定期的な診察が重要です。この段階で全身的なコントロールを継続することが網膜症の進行予防のために非常に重要です。

前増殖型網膜症

毛細血管が広い範囲でつまってしまい、網膜に十分な酸素が行き渡らなくなり、不足した酸素を供給するために新しい血管(新生血管)を作り出す準備を始めます。この段階になると高率に次の段階に悪化しやすいのでかなり危険な状態です。この時期はレーザー治療を行なう最も適切な時期です。時期を逸しない事が 重要です。しかし自覚症状軽度あるいは全くない場合もあり、診察を受けないと気づかないうちに 悪化する場合があります。

増殖型糖尿病網膜症

進行した糖尿病網膜症で失明しやすい段階です。新生血管が網膜や硝子体(網膜の内側のゼリー状の透明な組織)に向かって伸びてきます。新生血管が破れると、硝子体に出血することがあります。ここに出血が起こると、視野に黒い影やゴミの様なものが見えたり、出血量が多いと突然見えなくなる場合があります。また、増殖組織という線維性の膜が出現し、これが網膜を引っ張って網膜剥離(牽引性網膜剥離)を起こすことがあります。レーザー治療が基本になりますが、大きな出血や網膜剥離が起こってしまった場合には硝子体手術と呼ばれる手術が必要になります。しかしレーザー治療や手術を行っても病気の進行を止める働きは期待できても、残念ながら視力回復の困難なケースが多くあります。

糖尿病で失明しないために

  • 血糖コントロールは網膜症の進行予防の観点からも非常に重要です。
  • 血糖コントロールの良し悪し、網膜症の有無に関わらず、定期的な眼科受診をしましょう。
  • 規則正しい日常生活をおくりましょう
    • バランスのとれた食事
    • 内科医の指示に従った適度な運動をしましょう
    • 塩分、糖分、アルコールの摂りすぎに気をつけましょう

眼科受診の目安

状態 受診の頻度
網膜症なし、血糖コントロール良好 1年に1回
網膜症なし、血糖コントロール不良 3~6ヶ月に1回
単純網膜症、黄斑症なし 3ヶ月に1回
単純網膜症、黄斑症あり 1~2ヶ月に1回
前増殖型網膜症 1ヶ月に1回
増殖型網膜症 2週間~1ヶ月に1回

*あくまで目安ですので医師と相談の上受診の時期を決めてください。
*糖尿病眼手帳などを活用して受診時期、病気の程度を把握すると便利です。